原作は大分前に読んでいて、映画化されたことも知っていた。観に行こうと思い立ったのは、人間椅子のみなさんが出てると公式で見たから。
それ以前に、ゴイステのミネタが出てるって知った時に、行こうとは思ってって、なかなかきっかけが掴めなかったのでした。結局椅子さんに背中押されてるし(笑)

感想は・・・よかったっす。予想以上。全体的に非の打ち所ナシ。その中でも特に主役の峯田がよかった。
私は特に原作に思い入れがあるわけではないけれど、見る前には「通り一遍にキレイに演じられたらイヤだな」という懸念があった。でも峯田は見事に中島になっていた。役者が演じている架空のバンド=speed wayが、愛しくてならない。すごくいいバンドだ。この映画のよさの、大部分はこのバンドのせいだと思う。
感想文なんだけど、多くを書きたくない。ネタバレしたくないので。出来るだけ多くの人に見て欲しい。万人にウケる映画ではないかもしれない。けれど、もしもあなたが90年代初頭の「バンド・ブーム」という現象をオンタイムで体験した世代ならば、必ず何かを感じるはず。仮に当時そのブームに批判的であった人であっても。
確かにああいう時代があった。当時の自分、好きだったバンド、そして今の自分と彼ら・・・気がついたら涙が出てた。感動でも感傷でもなく。
出来ることなら、池田貴族に見せたかった、ね

*私は結局ゴイステのライヴを見ていないので、歌う峯田を見られたのもよかった。動いてる彼はとってもチャーミング。
シンプソンズの実写版を作るなら、バート役は決まりだね!

*映画の中ではアタシ的にウレシイ小道具が使われてました。
「ED7のチェリスとベイビー・ブルーだ!だけど当時は発売されてないはず」とか言うな>クマヲタ

*いろんな人がちょこちょこ出ます。見逃さないように気をつけて。
一発ギャグみたいなのもあるし。ぶわはははーー(思い出し笑い)

*映画館入ってパンフが900円だったんで「高っ!いらねっ!」と思ったんだけど、見終わったらしっかりお買い上げ。
某プ団体のパンフ1500円よりは読み手あるよ(ぉぃ)

ロックバンド、SPEED WAYは、人気バンドだったが、ギターの中島は自分の世界を貫くことと、売れることの違いに悩み苦しんでいた。そんなとき目の前にボブ・ディランにソックリの男が現れる。中島は彼に見つめられ、流されている自分を恥じるようになるが、それをきっかけに自分を取り戻していく。 みうらじゅんの原作漫画を『木更津…

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