アンジェラ

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=324479
あっまーーーい！！スタバのブラウニーより甘いよー、ベッソンさ〜ん（泣）。
『グッドナイト＆グッドラック』がオトナの一本だとすると、こちらはオコサマ向け。どっちも40代のおじさんのはずなのに、こうも違うか。アメリカとフランスの差…ではないだろうな、きっと

奇しくもこちらもモノクロ画面ですよ（時間もほぼ同じ90分）。絵ハガキのようなパリの街とフランス語のセリフで下地はバッチリ。
なんなんだろう、最初のうちは微笑ましく見てましたよ。居酒屋でダチのノロケを聞くように「あー、はいはい。アナタの好きなセンよねー」と相槌打って。でも、段々開いた口が塞がらなくなってきて

あ・の・ね。アンタ、バカでしょ？何それ。
恥ずかしくないの？見てるこっちが恥ずかしいよーーーー

本を読んでて、これと同じ気持ちになったことがある。大槻ケンヂの『グミ・チョコレート・パイン』。
言ってやりたかった、アンタの好きなタイプの女の子は、絶対アンタみたいなタイプの男の子は好きにならないと思うよ

でも、オーケンもベッソンもそれでずーーーーっと来てるからエライよなぁ。
これで来れるからこそ、こういう作品を今も作れるわけだ。
貶してるようですが、実は誉めてます。大絶賛です。
だって裏切らないもん、オーケンはともかくベッソンは（ぉぃ）。
似たような金髪のでっかいおねーちゃんを、よくもまぁ、こう次から次へと見つけてくるもんだ。それがみーーーんなジャストミートと来ている。「あ、ベッソンさん好み」で皆納得。そして、甘くクサく痛がゆいストーリー。嫌なら見に来るなって話ですよ、ねぇ

逆に、ですよ。
これを見て主人公に感情移入して、大泣き出来るような男は幸せかもしれない。もしくは「アタシは彼の天使になりたい」と思える女。友達にはなりたくないけど（笑）。
一生懸命泣かせようと作られた映画を大笑いしながら見るのは天邪鬼というものですが、私はどこまでも被虐体質の厭世主義なので、身体中を掻き毟りながら見ましたよ。あぁ、イタイ、カユイ、キモチイイ。究極のプレイですのよ

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帰宅後NHKで『男と女』をやってたけど、さすがに疲れたので夕食代わりのスコーンとお茶で一服。
クロテッドクリームがなくなっちゃった。うちの近所じゃ売ってないのだ。映画の帰りに買ってくればよかった

明日は早出。
ファーストデーだけど…帰って来てから考えよー