去年の終わりくらいから映画館に行くと決まってこの映画の予告が流れていて、カナーリ食傷気味だったが上映が今週いっぱいだというので、そうなると急に見ないともったいないような気がして、行って来た

予告で見た通り、ミュージカル仕立てのポップでサイケでオシャレな場面がテンコ盛り。出演者も旬の人をたくさん使っていて賑やかな事この上なし。
しかし、だ。話そのものが救いようのない悲惨さ。全然笑えない。むしろ画面の華々しさが、酷さを強調する。
ひどい、いくらなんでもこれじゃ救いがないではないか

松子の周囲の人々は彼女に救われて幸せになっても、いくら神と崇められたって、こんな人生はイヤだ。絶対にお断りだ。
自分が松子じゃなくて本当によかった…くらいしか言えない。自分の身内に松子がいなくてよかったー、でも

まぁ、この映画にここまでマジに拒否反応を示すのは無粋というものなのだろうけれど。でもそれが今の主流なのだとしても、ダメなものはダメ。乗っかりたいと思えない

バッドエンディングならそのまま後味の悪さを愛でるのはアリ。
笑えないものを無理矢理笑おうとするのだけは勘弁。
いっそのこと橋田壽賀子で女の一代記にしてしまえばよかったのに。もっともそうだったら見には行かないけど。
観客にこのイヤーな感じをこそ与えたくてこういう作りにしてたとしたら、それはそれでアリ?
いや、あの予告でそれをやっちゃ、反則だろ


どうしてもスッキリしないので、DVD一枚購入。
前から方々探していたのが偶然あって、しかも定価1500円から一割引きだった。ラッキー!
でも今日は見ない。この映画もモヤモヤするエンディングなのだー

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急遽いろいろとやらねばならぬことが発生。
今まで怠けていたツケと思って務めさせていただきマッスル

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