冷血

2006年10月11日 読書
映画『カポーティ』を見るための下準備としてどうしても読んでおきたかった一冊。アメリカで映画が作られているのを知った時から文庫を探していたが、一時絶版で入手出来なかった。
今回やっと新訳で読めるということで、楽しみにしていた。期待は裏切られなかった
ISBN:4102095063 文庫 佐々田 雅子 新潮社 ¥940
入念な調査とインタヴューに基づく作品なのに、見事にノヴェルになっている。作者の意見や過剰な思い入れは一切文章に登らず、にもかかわらず、その底にある思いは伝わってくる。
初めて読んだけれど、ハマってしまいそうだ、カポーティ。次は評伝を読む予定

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