よしもとばななの本は一冊も読んだことがないのですが、こちらの勝手な先入観と、ほぼイコールの映画でした。少女マンガで言えば、初期の大島弓子というか、なんとなく霞のかかったような、生々しさのない、よく言えば繊細な世界

見ていてどうしても気になったのは、鈴木京香がババアにしては若すぎること。辛うじてオバサン、だから主人公の父親とそういうことになっても、然るべき結末も、なんの違和感もなく。これじゃダメでしょう、そここそが、話のキモなのに

まぁ、そのキャスティング以外はなかなか似合っていて、その他にもババアの住むアルゼンチン遺跡のセットが素晴らしい。
雑然とした住まいに多数の猫を放し飼いにし、コタツで茶を飲み、針仕事に勤しむ…私の理想の老後がそこにありました。
そうなのよ。ワタシが演りたかったわよ、あの役。タンゴは踊れませんけども。
ヴァイオリンとバンドネオンの音色がまた、美しくてウットリ
http://www.arubaba.com/

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索