ラヴストーリーとしてはありがちで、それこそ『ホリデイ』と並んで私向きではない映画なんですが、主人公が80年代のポップスターだった、というとこがミソ

オープニングにいきなり当時のPVが流れるんですが、これが抱腹絶倒。懐かしいやらおかしいやら、痛々しいやら。そうなんだよねぇ、これがカッコイイと思ってたんだよねぇ。そういう意味では『バブルへGO!』に似ている。
過去の風俗と自分を笑い飛ばしてしまおう!…というコンセプトなんですが…いやー、笑える人と笑えない人がいるんじゃないですか?誰もがみんな、当時より幸せなわけではないんですよ。丁度主人公がそうであるように

まぁ、これはオハナシだから、彼は過去の栄光よりも大事なものを見つけるわけですが、自分はどうなんだろう…と考え始めると、また、痛さと居たたまれなさで息苦しくなったり

架空の番組”80年代バトル”に出てくる名前で確かに笑わせてもらったし(アダム・アントvsビリー・アイドルだって!!)、この主人公のモデルはワ●!の●ンドリューだろー、バンドはデュ●ン・●ランかな?とか考えつつ見るのは楽しかったですけど、そのアンド●ューが今何してるんだろ?と思うと笑えなかったり。
そもそもアイドルのコーラちゃんだって、20年後にはシャキーラとかヒラリー・ダフ辺りと懐メロ番組に出てるかもしれないし。
ショウビジネスの厳しさと、だからこそのやり甲斐とか、いろんなことを考えました

そういうこちらの事情と話の甘さは別として、使われている曲は素晴らしかったです。ふたりの作るラヴソングはありがちでイマイチだけど、POP!の曲はあの頃の雰囲気をうまく出しているし、コーラちゃんのライヴ場面は普通にアリだと思いましたよ。
帰りにHMVを覗いたんですが、輸入CDセール対象でなかったの買いませんでした。はよやすうなれー

全然関係ないとこで、嬉しい発見。
ソフィーのお姉さん、『オースティン・パワーズ』でロシアの女スパイだった人!早い時点で思い出せてよかった。下手したら他のこと考えられなかったかも

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