ISBN:4150203571 文庫 古沢 嘉通 早川書房 2004/02/10 ¥987
こちらが原作だそうですけど、私がこの映画を見に行った目的は…クリスチャン・ベールってことになるのかなぁ、やっぱり。
監督も『バットマン・ビギンズ』の人だったんですが、鑑賞後の感想まで同じになるとは思わなかったよ!(笑)
同行人たちはそこそこ楽しんだようですが、私はねー、なんだかこう、スッキリしなかった。ふたりのマジシャンがそれぞれに隠し持つ秘密、片方はあざとささえ感じる演技と伏線によって早くに知れたんですが、もう一方がねぇ…。
それ既にタネじゃないでしょ。実在の発明家使ってまさか…ねぇ?
まぁ、基本的に私はつっこまずにいられない性質なので、そんなの別にして「そのオチは考えつかなかった!なるほど!!」と思える人には楽しめたようです。
最初座席に着いた時、周囲にいかにも普段映画館に来ていないと思われる若者(っていう言い方もどうか)が多くて、始まるまではちょいとお行儀が悪かったんですよ、足投げ出したりカップルで喋ったりしてて。
それが映画始まると、いきなり事件が起きて、あとは互いの日記を読みながら時制と主体がホイホイ入れ替わるもんで、集中してないと置いていかれそうになります。それでなくても予告で「画面の至るところにトリックがある」と煽られてますから、みんな食い入るように見るわけです。いやー、あれだけみんな静かに見ていられるとは思いませんでした。私語一切ナシ。最近の子もやれば出来るじゃん!!と見直したのですが…もしかしたら寝てたのか?(笑)
個人的に見どころは、ヒュー・ジャックマンが電流バリバリのところに立っているとウルヴァリン!!だとか(X-MEN見たことないけど)、スカーレット・ヨハンセンはやっぱりいしだあゆみだとか。
ディヴィッド・ボウイのニコラ・テスラは、当時アンチ・ボウイだった私にも「あぁ、ジギー・スターダストが!」と思うと感慨深かったですね。『プルートで朝食を』に出ていたブライアン・フェリィといい勝負
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