ISBN:4150411360 文庫 澁谷 正子 早川書房 2007/02 ¥924

もちろんジョージ・クルーニーが出ているから見に行ったんですが。
オープニングのWBのロゴが白黒なところから、既に始まるこの映画のトーン、実は古い映画へのオマージュ?リスペクト?、いえいえ実はパロディでしょう。
スタイル踏襲して、メロドラマを作ってみました、と。
ケイト・ブランシェットの見事なドイツ訛り、トビー・マグワイアの小悪党ぶりもコテコテなんですが、なんといってもクルーニーの有り得ない軍服!一応エクスキューズはつきますが、記者が滞独中ずーーーーーっと軍服+制帽でいるのは何故??

当時の記録フィルムをうまく使ってるから、制作にはそんなに時間はかかっていないと思われ(少なくとも現場では)。
クルーニー+ソダーバーグで「こんなもん作ってみましたけけど??」ってなノリでしょうか。最後のオチもなんだかイマイチだったし、あんまり本気が感じられません。
まぁ同じ組み合わせでも、大金かけて遊んだ『オーシャンズ』とか、本気出してアレな『ソラリス』よりは、マシですけど、少なくとも私には。まだ笑えるしな(おい)

http://wwws.warnerbros.co.jp/thegoodgerman/

見終わって出る時、シネコンの並びのスクリーンで『オーシャンズ13』をまだやっていて、「わっ!ジョージ・クルーニーが一挙に2本!」と思ったら凄く嬉しかったんだけど、よくよく考えてみたら、コノ2本じゃしょうがねぇな(こらこら)

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