四季で初めて、アンドリュー・ロイド・ウェバー以外の作品を見ました。そして、今まで見ていた作品とは違って、こちらはダンスがメイン。
その辺りがやはり、入り込めなかった理由なのかもしれません

歌の方は、はるちゃんのマリアと涼太さんのトニーが素晴らしかったです。涼太さんは以前ラウルで見てるんですが、こんなに上手い人だったかな?と(失礼)。私の好きなバーン!と声の張ったタイプではないんですが、丁寧に歌い上げる感じがナイーヴなトニーによく合っていました。
はるちゃんのマリアは、カワイイ!のひとことに尽きます。正直見た目は地味かな?と(すいません)、でも歌い始めると健気で真っ直ぐな心が伝わって来る。澄んだ高音も美しくてウットリしました

初めて見る俳優さんが殆どだったんですが、まるで知らない人のように見えたのが、団さんのアニタ。以前猫で見ているからメイクのせい…だけではないです。あんなに歌える人だったとは。そしてダンスもよかった。アニタの鉄火肌なところがよく表現されていました

あまりダンスのことはわからないんですが、加藤さんのベルナルドと松島さんのリフはやはり、飛び抜けて見えましたね。加藤さんの脚がピーン!と真っ直ぐ伸びるのを見て「どんな骨格なの??」と思ってしまったり(笑)。
一方松島さんは、集団で踊っている時も彼だけに後光が差しているというか、特別に目を引くものがありました。高いジャンプもさぞ強い力で地面を蹴っているのだろうに、ふんわりと軽く、そして滞空時間がやたら長く見える…実際は他の人たちとピッタリ合っているのでそんなことは絶対ないはずなのだけれど。
初めてミストフェリーズで見た時よりも「すごい!」と思いました

お話自体はもう半世紀前のものでも、テーマは普遍で、けれど脚本は…何ヶ所かあれ??と思うセリフもあって、そういうところはやはりオリジナルでなければいけないのかなぁ、コレじゃTVで劇場中継出来ないなぁと、少々残念な思いもあり。
もちろんこれは大人向けのミュージカルなんですけど、今まで見た中で一番大人向けだったので、オコサマな私は少々面食らってしまったのですよ

http://www.shiki.gr.jp/applause/wss/index.html

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