もう4年前になりますか。北京に行った時、故宮の周囲に古びた街並みがあって観光コースになっていました。私は行かなかったのですがガイドの方が「オリンピックに向けて再開発される」と言っていました。
この映画の舞台は、正しくその胡同。主人公の老人は役者さんではなく、その地に住む理髪師さんだそうです

淡々とした日常生活に、確実に訪れる終わりの日。周囲の人が次々といなくなる寂しさ。
ドキュメンタリーではないけれど、飾らない真実の生活が、場所は違えど懐かしくて堪らず。
この景色の中の生活を残すという意味で、必要な映画だったのではないか、と

http://futon-movie.com/
『北京ヴァイオリン』を見た時にも思ったけれど、胡同に猫って似合いますね。一日中ストーブにかかったヤカンでお茶飲んで、のんびり本読んだり編物したり…出来ることならあそこに住んでみたかった

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