ずっと昔に教科書で見た玉虫厨子、どうしても本物が見たくて、去年法隆寺まで見に行きました。
千年以上も昔のものが、いまもそこにあることがとても不思議な感じがして、でも表面のくすみが経て来た年月を物語っていて。「作られた当時はどんなだったのだろう?」とその時思ったので、映画が公開されたのを知って見に行きました

現代にも技巧を継承し、また新たな技を編み出して、職人さんは存在し続ける…はるか昔からめんめんと受け継がれた職業に就き、その技の素晴らしさが表情に誇らしさとしてにじみ出ているのに、言葉もなく。
ただ、その技法はともかく、私はあの時法隆寺で見たハッキリと判別しない絵の厨子の、経て来た年月に畏怖の念を覚えたわけで。
職人さんたちの技をここから千年のちに残すための、現代ヴァージョンの厨子に込められた自負と挑戦に、未来の人々も同じ想いを抱くのだな…そう考えるとなぜか身震いが止まらないのでした

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