前篇にも増してさらに解説抜き。
ひたすらチェの最期の日に向かって、辛くやりきれない革命の日々。
ボリビア入りの辺りでは、少ししてから「ああ、そういうことか」となんとか追いついて、あとはもう、気の毒なくらいアウェーなチェに同情しきり。
まったく、ボリビアってば!と、途中何度筋違いの逆恨みをしたことか!

冷静になれば私は決して彼の主義主張に全面賛成なわけではなく、むしろどうか?と首をかしげたくなる部分の方が多いのだけれど、それを差し引いてもゲバラという男は魅力的で、だから愛憎半ばで困ってしまう。
だって、あの性格でエルネストという名前なんですもの!もって生まれてしまった男って、いるのだなぁ、と

歴史の1ページに名を残して男が死んだだけのこと…頭ではわかっていても、それをここまでリアル…かどうかは実際を知らないので定かではないが、とりあえずは考えうる限りに好意的に丁寧に描かれたその最後に、胸が締め付けられてならなかった。
ああ、チェが生きていれば…!誰もが何度も思ったであろうことを、私もつぶやいてしまった

今、ふとJCSを思い出した。ロイド=ウェバーつながりで。
世界を救えずに逝かねばならなかった男…ボリビアはゲッセマネだったのか

http://che.gyao.jp/

前篇よりは、もうちょっと知ってる役者が出て来て、その部分は楽しかった。
ソダーバーグ→マット・デイモンっていうのは読めなかったなぁ。
ルー・ダイアモンド・フィリップスがオトナになっていたのにはビックリ!…スクリーンで見たのはいつ以来だろう??





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