地味ながら、じわじわと心に染みる佳作。
老いていく寂しさ、大切なものを失う悲しさ、そこから立ち上がる強さ、どうにもならない虚しさ、すべてわかる気がする。それだけ自分が歳を重ねたことへの、嬉しいような愕然とするような、いいようのない気持ち。
登場人物みんなに、それぞれ共感する部分があったが、タレクやゼイナブよりウォルターとモーナの気持ちの方がより身に詰まされた

ふたりがブロードウェイに出掛けるシーンが好き。
上気してはしゃいで、でも、きっとふたりとも心の中に過去の思い出があったはず。お互いにそれさえも理解している。
その心情が、一番わかる。嬉しくて切なくて、そのほろ苦ささえも愛おしいような。
一番の泣きどこでしたw

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