昔、浅草公会堂に来た歌舞伎は見たことがあるのですが、歌舞伎座は…初めて…のはず。新橋演舞場には行きました。寛美存命中の松竹新喜劇が好きだったので
この演目を見ようと思ったのは、先日の『牡丹亭』がきっかけで、とりあえず玉三郎が出てればいいや!くらいの気持ちだったので、てっきり古典かと思っていたら、あらら、存外にセリフは聞き取りやすいしお話は明解だし、最初の驚きのあとはすんなり入っていけました
*五重塔
獅童が普段TVや映画で見るまんまでしたw。
で、勘太郎を、しばらくずっと勘九郎(ついそう言っちゃう)だと思ってて、途中から気づいて、そこで初めて「似てるなぁ!」と驚いた次第(遅)。
そう、やはり見ている途中でお芝居の端役のおばさん役の人まで男性なんだと思い返すと、まるっきり違和感がなかったのがまた、驚きでした。
TVってことでいえば、よくバラエティで見る春猿が、もう、本当に江戸のおかみさん!!って感じで、そこにも感心。上手い!
*海神別荘
出だしから異次元、歌舞伎らしからぬファンタジー…と思ったら、天野喜孝の美術でしたか。白い龍…海蛇?も出て来て、ファイナルファンタジーのようでした。
期待していた玉三郎は、本当に真っ白で美しいことこの上なかったんですが…、ごめんなさい、やはり先日の杜麗娘の方がインパクト強かったなぁ。
見ていて思ったのは、なーんかこの人の声は私に強く作用するらしくて、セリフを聞いていると眠くなるんですよw。申し訳ないんだけど、つい瞼が…
その代わり、というわけではないんですが、海老蔵がよかったです。
最初出て来た時に「烏賊の王子様?」かと思っちゃったんですがw、独特のセリフ回しがだんだん耳になじんで来て、見た目も凛々しく麗しくて、人の世のものでない存在にとても説得力がありました。
主人公ふたりの他は、舞台を悠然と泳ぐ白い大蛇の、なめらかな動きが素晴らしかったです。腰元=赤、騎士=青と黒という衣装の色分けも、鮮やかで、本当に美しかった!!
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2009/07/post_42.html
今回は初めてということで、ちょっと奮発して一等席を取って、お昼も予約してゆっくり食べました。
場内にはいろんなものを売っていて、お土産を選ぶのも楽しかったし、お値段的にはかなりお高いのですが、それだけのボリュームは充分あるし、これはちょっとハマりそうです。
次はどの演目を見に行こうかなぁ。とりあえず、基本中の基本の、古典を見に行ってみたいものです
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この演目を見ようと思ったのは、先日の『牡丹亭』がきっかけで、とりあえず玉三郎が出てればいいや!くらいの気持ちだったので、てっきり古典かと思っていたら、あらら、存外にセリフは聞き取りやすいしお話は明解だし、最初の驚きのあとはすんなり入っていけました
*五重塔
獅童が普段TVや映画で見るまんまでしたw。
で、勘太郎を、しばらくずっと勘九郎(ついそう言っちゃう)だと思ってて、途中から気づいて、そこで初めて「似てるなぁ!」と驚いた次第(遅)。
そう、やはり見ている途中でお芝居の端役のおばさん役の人まで男性なんだと思い返すと、まるっきり違和感がなかったのがまた、驚きでした。
TVってことでいえば、よくバラエティで見る春猿が、もう、本当に江戸のおかみさん!!って感じで、そこにも感心。上手い!
*海神別荘
出だしから異次元、歌舞伎らしからぬファンタジー…と思ったら、天野喜孝の美術でしたか。白い龍…海蛇?も出て来て、ファイナルファンタジーのようでした。
期待していた玉三郎は、本当に真っ白で美しいことこの上なかったんですが…、ごめんなさい、やはり先日の杜麗娘の方がインパクト強かったなぁ。
見ていて思ったのは、なーんかこの人の声は私に強く作用するらしくて、セリフを聞いていると眠くなるんですよw。申し訳ないんだけど、つい瞼が…
その代わり、というわけではないんですが、海老蔵がよかったです。
最初出て来た時に「烏賊の王子様?」かと思っちゃったんですがw、独特のセリフ回しがだんだん耳になじんで来て、見た目も凛々しく麗しくて、人の世のものでない存在にとても説得力がありました。
主人公ふたりの他は、舞台を悠然と泳ぐ白い大蛇の、なめらかな動きが素晴らしかったです。腰元=赤、騎士=青と黒という衣装の色分けも、鮮やかで、本当に美しかった!!
7月25日 昼の部
一、五重塔
大工十兵衛 勘太郎
お浪 春猿
お吉 吉弥
用人為右衛門 寿猿
大工清吉 巳之助
朗円上人 市蔵
大工源太 獅童
二、海神別荘
美女 玉三郎
博士 門之助
女房 笑三郎
沖の僧都 猿弥
公子 海老蔵
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2009/07/post_42.html
今回は初めてということで、ちょっと奮発して一等席を取って、お昼も予約してゆっくり食べました。
場内にはいろんなものを売っていて、お土産を選ぶのも楽しかったし、お値段的にはかなりお高いのですが、それだけのボリュームは充分あるし、これはちょっとハマりそうです。
次はどの演目を見に行こうかなぁ。とりあえず、基本中の基本の、古典を見に行ってみたいものです
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