二月大歌舞伎

2010年2月7日 演劇
二月大歌舞伎
とりあえず三津五郎と福助目当てで、『壺坂』見られればいいか、ぐらいの気持ちだったんですけど、後半ふたつの演目が想定外のボリュウム感で、もうお腹いっぱい。参りました!

*壺坂霊験記
 以下、某日のツィートよりw
昔新橋に歌舞伎しるこの店があって、店員さんが口上言いながら食べ物を運ぶんだけど、『壺坂霊験記=ぜんざい』注文すると、最後に砂糖をひとさじふりかけながら「飛び込んだのが女房のオ・サ・ト」と決め台詞 先週初めて壺坂見て「このことか!」と 長年の謎が解けました(遅)w
後から気付いたが、沢市は初役だそうだが、女房が”おサト”なんだよねぇ。下衆の勘繰り御容赦

*高杯
 中村屋すげぇ!面白さと技術に舌を巻く。
もう、苦手でもここまでされたら、ゴメンナサイ

*籠釣瓶花街酔醒
 華やかな前半から、芝居が進むにつれて重苦しくなっていく。
玉三郎はさすがの美しさ、仁左衛門の間夫っぷりはあっさりで、だから勘三郎の入れ込み具合が痛々しい。
でも!私は天邪鬼だから、別のところを見る。魁春の九重の、優しさと正義感に感じ入った。
それと、市蔵・亀蔵兄弟の、嫌なヤツっぷりも好ましいw

そういえば、松嶋屋三兄弟をそろって見るのは、初めてだった


2月7日 夜の部
一、壺坂霊験記
座頭沢市 三津五郎
観世音 玉太郎
女房お里 福助

二、高坏
次郎冠者 勘三郎
大名某 彌十郎
太郎冠者 亀蔵
高足売 橋之助

三、籠釣瓶花街酔醒
序幕 吉原仲之町見染の場より
大詰 立花屋二階の場まで
佐野次郎左衛門 勘三郎
八ツ橋 玉三郎
九重 魁春
治六 勘太郎
七越 七之助
初菊 鶴松
絹商人丈助 亀蔵
絹商人丹兵衛 市蔵
白倉屋万八 家橘
釣鐘権八 彌十郎
おきつ 秀太郎
立花屋長兵衛 我當
繁山栄之丞 仁左衛門


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