ついこないだ楽だったと思ったら初日ですよ奥さん。
播磨屋贔屓のツレのため…という大義名分で、今月も萬屋の人が出る回から見ることにしました

先月の大騒ぎが少しは落ち着いているかと期待してたんですが、場内はまだ浮足立った感じ。
さすがに舞台の上は別物で、しかも演目が演目なので、石切の方はのんびりニコニコと見物。
確かに熊谷は播磨屋の当たり役だけれど、ヘビー過ぎて年に何度も見たくない。そこへ行くと梶原のカッコよさ、ハラハラしたあとのカタルシス、芝雀の可憐さ・歌六のおやじっぷりと、くだらないっちゃーくだらないんだが、面白い。
大庭は音羽屋だったが、歌六、芝雀、四天王に歌昇・種之助・米吉・隼人、俣野に又五郎、奴に錦之助と普段の劇団で安心して見ていられたのです

2013年5月3日 歌舞伎座・第三部
一、梶原平三誉石切
梶原平三景時 吉右衛門
梢 芝雀
俣野五郎景久 又五郎
奴萬平 錦之助
山口十郎 歌昇
川島八平 種之助
岡崎将監 米吉
森村兵衛 隼人
剣菱呑助 彌十郎
六郎太夫 歌六
大庭三郎景親 菊五郎


二、京鹿子娘二人道成寺
白拍子花子 玉三郎
白拍子花子 菊之助
所化 團蔵
   権十郎
   宗之助
   萬太郎
   巳之助
   尾上右近
   米吉
   廣松
   隼人
   虎之介


二人道成寺、それはそれは美しゅうございました。
さすがの菊之助も玉さまと並ぶと「ああ、やっぱり菊ちゃんも男子なんだなぁ」と、骨格の差が出てしまうのが残念でした。
個人的には道成寺は初化を愛でる演目なので、若い坊ちゃんたちの先頭の三河屋と山崎屋にウハウハ。滅多に見られない並びですよ奥さん。
残念ながら最後まではいなかったけど。なんと贅沢な使い方!

こけら落し三ヶ月連続で重い演目が多いんですが、ライトな時代物と華やかな踊りという組み合わせはとてもいいと思いました

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2013/05/post_56.html


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