歌舞伎を見に行くようになって、今年で丁度10年。
贔屓の錦之助の襲名興行には間に合いませんでしたが、建て替え時期も含めて歌舞伎座にはほぼ皆勤賞です。
ですので、今月の勧進帳で富樫をやると決まった時の高揚と言ったら!これは初日に見なければ!と謎の使命感に燃えて、平日の夜だというのにいそいそと歌舞伎座へ
正直なところを言えば、予想のはるか上を行く仕上がりで、しかも他のどの富樫よりも美しいというおまけつきで、少々つまらなかったな、と。「初日だったからしょうがないよ」という言葉を用意していたのは内緒です。
対する幸四郎の弁慶も若々しく溌剌として、見ていてほれぼれする珍しい勧進帳でした。
仁左衛門が奇数日を務めるせいもあって、四天王と義経がああいう配役になったのは仕方のないところですが、欲を言えば、昼間ほとんど出番のなかった松江を入れて欲しかったなあ
勧進帳の期待が大きかったからでしょうか、苦手な寺子屋もいつもの重苦しさはすくなかったです。これは孫と共演する吉右衛門のせいでしょうねw
そして最後の、松浦の太鼓。これは播磨屋・萬屋贔屓にはなんともたまらない御馳走でありました。歌六の殿様の貫禄と美しさと言ったら。又五郎との惚れ惚れするせりふの応酬も、後ろに並ぶ息子たちの頼もしさも、ずっと忘れずにいたい作品になりました
2019年9月2日 歌舞伎座 夜の部
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/630
奇数日も終盤に一枚おさえてあります。楽しみ!
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http://blog.with2.net/link.php?649573
贔屓の錦之助の襲名興行には間に合いませんでしたが、建て替え時期も含めて歌舞伎座にはほぼ皆勤賞です。
ですので、今月の勧進帳で富樫をやると決まった時の高揚と言ったら!これは初日に見なければ!と謎の使命感に燃えて、平日の夜だというのにいそいそと歌舞伎座へ
正直なところを言えば、予想のはるか上を行く仕上がりで、しかも他のどの富樫よりも美しいというおまけつきで、少々つまらなかったな、と。「初日だったからしょうがないよ」という言葉を用意していたのは内緒です。
対する幸四郎の弁慶も若々しく溌剌として、見ていてほれぼれする珍しい勧進帳でした。
仁左衛門が奇数日を務めるせいもあって、四天王と義経がああいう配役になったのは仕方のないところですが、欲を言えば、昼間ほとんど出番のなかった松江を入れて欲しかったなあ
勧進帳の期待が大きかったからでしょうか、苦手な寺子屋もいつもの重苦しさはすくなかったです。これは孫と共演する吉右衛門のせいでしょうねw
そして最後の、松浦の太鼓。これは播磨屋・萬屋贔屓にはなんともたまらない御馳走でありました。歌六の殿様の貫禄と美しさと言ったら。又五郎との惚れ惚れするせりふの応酬も、後ろに並ぶ息子たちの頼もしさも、ずっと忘れずにいたい作品になりました
2019年9月2日 歌舞伎座 夜の部
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