獅童の四ノ切を。
いろんな人が演じているし、その家によって演出も少しずつ違うし。
何より当代に大人気の演者がいるので、比べたら気の毒だとは思うんだけども比べてしまう。
別にどこが悪いということはない。ただ、どうしても感じる物足りなさは、場数の少なさからくるんじゃないだろうか。
テレビやニコ超や、新規客の開拓という役割は認めるが、もっとこの人に普通の歌舞伎を普通に演じる機会を与えて欲しい。海老蔵もそうだ。
めったに歌舞伎座に出ない歌舞伎役者じゃ、困るじゃないか

他の配役を若手で固めているのは(うまい下手はともかく)いいと思った。
團子が見違えるくらい大人になっていて驚いた。染五郎の存在感はさすが。
苔玉は可愛らしく凛として、国矢がピリリと引き締める

2020年11月14日 歌舞伎座第四部
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/692/

悪くはないと書いたが、狐忠信が階段からくるりと出て来る時に袴が階段に挟まってしまい、黒子が飛んできて裾を引っ張り出すということがあった。いつも四ノ切を見ると「あそこに挟まったりしないんだろうか」と考えているのだが、まさか実際に目の前でおきるとは。すごい力で引っ張っていたので、破れたり、最悪抜けなかったらどうしようと、そういう意味ではスリリングだった

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