レビュー春のおどり

2022年3月25日演劇

桐生さんがトップになった時に一度見て、とても気に入ったOSKですが、なかなかタイミングが合わず、今回の東京公演も本当なら仕事の都合で見られないはずだったのを、いろいろやりくりして、なんとか初日に潜り込みました

宝塚を見ていて時々ありがちなのは「お芝居じゃなくて、レビューが二本立てならよいのに…」という感想なんですが、それを実現してくれちゃうのがOSK。
今回は和ものと洋もののレビュー…のはずが、最初の方のはいろいろ理解が追い付かない設定があったりして、もはやジャンル分けさえ意味がない。さっきまで吉原の遊郭だったのに黒燕尾（しかもトップ仕様の銀線いり）が出てきちゃうし、月をバックに踊るのは某月組で最近みたような気がするフォーメーションだったり、ずーーーっと踊りっぱなしの圧に気圧されたままの一時間。
よろよろとロビーに出て休憩後、いきなりラテンで娘役がスカートふりふりで、再度口があんぐり。
トップはもちろん、劇団員の明るい笑顔がいいです。また見に来たいと思わせる健気さに感じ入りましたよ。来年もきてねー

2022年3月25日　新橋演舞場　12時の回
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/enbujo_202203/

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