ついこないだ公開だったという気がしますが、もう半年前でしたね。その時見に行きたかったのですが、どうしても都合がつかなかったのを、DVD発売より前にNHK-BSでオンエア。歯医者で麻酔かけられて半ば朦朧としてたんですが、「絶対見なきゃ!」の思いが強く、最後まで見ることが出来ました

中国映画を見る時の楽しみのひとつが「かつて日本でもあった懐かしい風景」なのですが、この映画の中に出てくるモンゴルの暮らしはそれより遥か昔の、私達の親くらいの世代に強く訴えかけるものがありそうです。
見渡す限りの草原の真ん中で暮らす人々の純朴さと、行商人のズルさ…と言っても可愛いものですが、主人公の子供達もそれに合わせた暮らしの智恵身につけています。
川で拾ったピンポン玉に、よくぞそれだけの解釈が!と、知っているこちらは笑ってしまいますが、それだけに最後に事情を理解した子供の表情が悲しく切なく見えて、それまで笑っていた自分に対する罪悪感も伴い、なんとも複雑な気持ちになりました。
こういう後味もたまにはいいです。たまに…ならね

http://www.imageforum.co.jp/pingpong/
ISBN:B000VRQLDC カレンダー エトワール<ハゴロモ> 2007/11/30 ¥1,680

封切り当時はごった返していたヲタみなさんもすっかり見かけなくなり、そろそろ初心者が行ってもいいかな?と思って見に行きました。でも、まだそれっぽい方々がちらほらといらっしゃいましたけど(笑)。
マニアの間では非難轟々らしいですが、TVシリーズを見ていなかった私としては、こういうお話だったのねー!と、それ以上でも以下でもなく。
とりあえず、今までついて行けなかった各方面のエヴァネタに、少しは乗れるようになって嬉しいな、と

あと、暇な時にゲーセンでエヴァのパチンコ打ってるんですが、「そういえばこの人出てた」とか「あの音楽だ」とか、わかってよかったわーー

http://www.evangelion.co.jp/

コレ見ちゃったから、続きも行かなきゃいけなくなっちゃったのがアレですが(義務なのか?)、そんなに嫌いな話でもないのでまぁ、いいか。
時に、エヴァって、正式にはヱヴァンゲリヲンだったんですね。初めて知りました(遅)
マイケル・マンだからしょうがないのかもしれないけれど、この設定だったら普通コメディになると思うんですが。そもそも、トム・クルーズがジェイミー・フォックスより強そうに見えないんですが。
さすがに脚本は練られていて、うーんと唸るようなセリフ満載なのに、トム・クルーズのとってつけたようなヒゲと白髪のおかげで笑えるんですが。
マイケル・マンだからしょうがないのかもしれないけれど

これ、配役交換して撮ってたらもっと説得力あったと思うんですが。
でもそれじゃ、マイケル・マンは撮らないだろうけれど
DVD パラマウント ジャパン 2005/12/22 ¥1,500 ロサンゼルスで平凡なタクシー運転手として12年間働いてきたマックス。だがそんな彼が乗せた客は、夜明けまでに5人の殺しを依頼された殺し屋ヴィンセント。このヴィンセントの“足”にならざるを得なかった彼だが、ついにスキをついて反撃に出る! 何がいいってトム・クルーズの悪役ぶり。どこか卓越していて、殺すことが完全に仕事に…

なんか、「トム・クルーズが悪役やってる!」っていうのが売りらしいんですが、それ言ったら『インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア』のレスタトこそ悪役だろう!と。あれは美しくユーモアに溢れ、まさに愛すべきヒールでありました。あの路線でやればよかったのに。
マイケル・マンだから無理だけど(しつこ)
こちらはまったく初めて見たのですが…映画化するたんびにクォリティ下がってませんか?
出てくる誰もが類型的で、ちっとも魅力的じゃない。小ネタ…と呼ぶにはあまりにあざとい、出演者のアレも、最初こそ「あっ!」と思うがそれだけだし

まずこういうことが起きて、そこから派生する展開が余りに幼稚。役人の権力争いとかデマビラとか金儲けの弁護士とか、いつの時代の少女マンガだよ?と。
前作の一種異様なオチの付け方(逃避ともいう)の方が、ナンボかマシだった
DVD ポニーキャニオン 2006/04/19 ¥4,725 新宿で起きた殺人事件の捜査本部長を務めていた室井管理官。その事件の捜査線上にあがってきたのはなんと現職の警察官。だが取り調べ中に被疑者は逃走、交通事故で即死してしまう。そんな中、被疑者の母親は過剰な取り調べがあったとして室井を刑事告訴する。 柳葉敏郎扮する室井慎次が逮捕されるという衝撃の展開から始まる本作は、…

このシリーズは放映中一度も見たことがないのですが、劇場版を何本か見る分にはなかなか面白いな、と。でもさすがにスピンオフとなると、ターゲットは決まってきて、その中には入れない疎外感もあり。いない人間の話題が出て来る辺り。
まぁ、ここから初めて見る客なんて、ごく少数だろうし

そういうお約束を馴れ合いと感じてしまうのは、主人公とストーリーのせいもあり、かと。スピンオフだからって、本編より安っぽくつくらなきゃいけないってこともありますまい
DVD ポニーキャニオン 2005/12/17 ¥4,725 2004年のクリスマス・イブの日に、東京の地下鉄の最新鋭実験車輌が(通称クモ)が乗っ取られ、乗降客200万人の命が危険にされされるハメに。その犯人からの指名もあり、警視庁初の交渉人・真下正義が奮闘する! 国民的シリーズにまでのしあがった『踊る大捜査線』のスピンオフ作品第1弾。シリーズではコメディリリーフだったユースケ…

…などとグダグダ言った最大の理由は、魅力的な出演者がいないから。うーん、ひとりくらいいて欲しかったなぁ。長さんいないだけで、こんなに締まらないなんて
はるばる中野まで試写に行ってまいりました。
序盤は可笑しくてこないだの『クワイエットルーム〜』もそうだったし、こりゃ後半が恐ろしい…とビクビクしていたら、ヤラれました。がっつり泣かされました。ずるいーー。
中盤の不幸まみれのエピソードは、ちょっと『嫌われ松子』っぽかったです。
新世界の街並み見てたら、また行きたくなっちゃったよーー。
でも遊園地は思いっ切り、花やしきだったけど(笑)

イサオと幸江の関係にも結構泣けましたが、熊本さんとの中学時代、そして最後のアレに涙止まらず。アジャも少女時代をやった女優さんも、逞しくて優しくて、本当に友達はいいもんだ〜♪(ユタかよっ!)
想定ガイのキャストもいたりして、わははは

出演者がみんな、なかなかのハマり役で、松尾スズキが出てたりして「自分の映画には出ないのねー」と思ったり。
そういえば堤作品、今年は3本見ました。その間に『スシ王子』があったりで、働きすぎでしょ!その3本の中だったら…コレ、かなぁ?一本選ぶとしたら。別に無理に選ばなくてもいいんだけどさ(笑)

http://www.jigyaku.com/

阿部寛がサングラス外すことで、TV版の『西洋骨董洋菓子店』を思い出して「千影だーー!!」と軽く発作が出たことはナイショだ。
某アコルデオン弾きの件もあり、DVD-BOX買おうかと真剣に検討中(ヤメナサイ)

三文オペラ

2007年10月14日 演劇
ISBN:4860952243 単行本 酒寄 進一 長崎出版 2007/10 ¥1,680

二日連続マチネでございます。
世田谷パブリックシアターは2回目ですが、改めて「これが公立の施設とは!!」。ちょいとパンクなオペラハウスのようで、とても観易い劇場であります。ただし、何故か今回に限って場内の空気が薄かったような…という理由かもしれません、欠伸のわけは

前日に観た芝居がいけなかったのか、あまり笑えず。そもそも大爆笑する芝居ではないのですけれど。
吉田栄作も篠原ともえも、とても歌が上手くて…えーっと、えーっと。
斜な観方をするならば、なんと豪華な出演者!WAHAHA本舗から大人計画まで…えーっと、えーっと(困)。
演出のせいか脚本のせいかわかりませんが、舞台の上で繰り広げられるお話にのめり込むことがないまま、3時間が過ぎました。
別の意味でなら、激しく身を乗り出したのですが

邪道ですいません、私はこの芝居の、音楽を目的に足を運びました。
そしてその期待は、決して裏切られることはありませんでした。この舞台をもう一度観たいとは思わないけれど、サントラが出るなら是非買いたいです。最高のプレイヤーによる、最高の演奏。
舞台の奥に設置されたオケピの中ばかり、覗き込んでしまいましたよ

http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/10/post_90.html

ぶっちゃけた話、某アコルデオン弾きが見たかったのよ。その次にROLLYの歌も。
『ソロモン・ソング』でしたか、アコーディオンとROLLYの歌だけが場内を満たし、その音色は正にガレージシャンソンでありました。眼福ならぬ耳福のひととき。あれがずーーーーっと続いてくれたらと、今も溜息が出ちゃうワ

それにしても久しぶりに見るアノ人は、髪を刈り上げて小さなレンズのサングラスかけて、黒地に銀模様のシャツと来たもんだ。まるで『西洋骨董洋菓子店』のパティシエ小野のようでキャーーー!(発作)
でもパンツが後ろジッパーのアレだったのに気付いた時、己のヲタぶりに涙が流れました(嘘)
ISBN:4835616804 単行本(ソフトカバー) 松尾スズキ ぴあ 2007/10/20 ¥1,575

試写が当たりましたので、一足お先に見て来ました

なかなかチケが取れないこともあり、大人計画=松尾スズキにはちょっとした憧れがあります。この映画に対する私の目にも、そのフィルターがかかっていた…のかもしれません。
前半のドタバタ大笑いから一転、後半の重いこと。舞台ではよくある展開ではありますが、映画だと結構ヘビーです。
病室の白さがずーっと、透明感、乾燥感を経て、最後の荒涼感ったらありません。もうああなったら笑うしかないのも、うなずけます

失う→再生の物語ですが、きっと明るくはないであろう未来を思うと、そのグッタリするような重さはなかなか消えず。
前半笑ってるだけにこっちには罪悪感の、オマケも

個人的には峯村さんが出てて嬉しかったです@ナイロン派
http://www.quietroom-movie.com/
エディット・ピアフ CD EMIミュージック・ジャパン 2007/09/05 ¥2,500

何年かおきにまるで周期のようにシャンソンにハマる時期がありまして。つい最近だと、某ガレージ・シャンソン歌手に転んだのも、その時期であったから…なのかもしれず。
その某山田サンの歌にも登場するピアフ。彼の影響でその人生を調べたり、CD-BOX買ったりして予備知識が一応ありました。
ピアフがそこにいる…少々鼻につく部分もなきにしもあらずですが、熱演振りは素晴らしいです。
欲を言うならもっと歌を聴きたかったかな、と

恋人のマルセルが、すっごく魅力的。
初めてのデートでダイナーに誘ってパストラミサンド注文しちゃうようなバカさ加減が、可愛い。女房子供と別れない身勝手さも許す。
そこだけは、自分がピアフになったつもりで見てました。だからあの夢と渾然となった悲しみのシーンには、涙が…でなかったけどね(笑)

http://www.piaf.jp/
ISBN:4063787087 単行本 古閑 万希子 講談社 2007/08/25 ¥1,365

男はさー、見てくれじゃないよねー。
チャラチャラした亭主より、絶対グレゴアの方が素敵。ルックスもタイプだしな、どっちかっていうと(笑)

それにしても、あの奥さんは悪女なの?天然なの?
悪意の不在は必ずしも善意にあらず。ひどいよね、男心弄んで。
でもえてして、ああいう女が好きなんでしょ?殿方って

鴨の毛むしったり、鹿の皮はいだり。
無骨な作業も繊細な盛り付けも同じようにこなす、シェフって職業は、やっぱりセクシーだわ

http://chubo.jp/
ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ) ボストン交響楽団 ドヴォルザーク 小澤征爾 チャイコフスキー CD ワーナーミュージック・ジャパン 2000/06/21 ¥1,050チェロ協奏曲ロ短調op.104●チャイコフスキー:
ロココ風の主題による変奏曲op.33

金婚式を迎えたチェリストとオペラ歌手の夫婦、その歩みを淡々とたどるドキュメンタリー。
あまりにシンプルな構成はまるでNHKの教育番組のようで、なのに彼らの人生の重さに決して退屈することはなく最後まで見てしまった

年老いて後進の指導に当たる姿に、音楽と次世代への愛を感じた

http://www.sokurov.jp/
前作見ないで行ったのは失敗でした。まぁ、人間関係はすぐに理解出来たんですけど。Dr.ドゥームの立ち位置がよくわからず、シルバーサーファーも途中で失速するし、尻つぼみの感が

ジェシカ・アルバが噂どおりにホントに可愛くて、さすがに私もそれは認めますけど、男性陣・特にMr.ファンタスティックがなんか老けてて、全然スーと釣り合わないと思いましたよ
DVD 全身がメタリックに輝く謎の生命体が地球に飛来。後に“シルバーサーファー”と呼ばれる彼が現われてから、日本の駿河湾は凍結。エジプトには雪が降り、さらにロサンゼルスでは大停電が起こるなど、世界各国で異常現象が巻き起こる。宇宙放射線を浴びて特殊能力を持つようになったリード、スー、ジョニー、ベンの4人のメンバーからなるフ…

でもまぁアレだ、日本で言えば少年ジャンプ掲載作品の実写化と考えればこんなもんでしょう。原作や出演者に思い入れがない人間が、文句言ったらいけませんネ

http://movies.foxjapan.com/f4_2/
ミュージカルを観ていると何人かオペラ出身の役者さんがいて、私もいつかはオペラ・デビュウしたいなぁ…と、漠然と憧れております。
なのでこの映画も、とても楽しみにしていたのですが…途中数カ所、落ちてしまった。
いや、劇場であれば絶対に寝ない!!…と言い切れないところが悲しい
DVD ポニーキャニオン 2004/03/17 ¥4,935 思うように声が出なくなり、引退していたマリア・カラスのもとに、かつてのプロモーターが現れる。全盛期の声を使って、新しい映画を作ろうという提案に、彼女の心は揺れる。伝説のオペラ歌手の晩年を、事実と監督の構想を織りまぜて描いた一作。 ときは1977年。物語には、ビデオとしての作品保存が一般化してきた事情が巧みに採り入…

序盤、ゲイまるだしのジェレミー・アイアンズには激しく惹かれたのですが。
最後の最後で、これがまるっきりのフィクションであったことを知って別の意味で眠気が冷めました

もしも実際にオペラを観に行くとしたら、まずは男声主体の演目にしよっと
ロバート・ロドリゲスと同じように、リュック・ベッソンのアレっぷりも可愛いと思う私は…やっぱどっかが病んでいるのかもしれません。
これは監督してないけど、ベッソン作品と括らせていただきます。
痛快アクション、車への拘り、細身で尖った美女、そして適度に短い尺(笑)。ワンパターン?ノノノ、様式美ですよ
DVD 角川エンタテインメント 2006/10/13 ¥3,990 依頼を受ければ、どんな物(ブツ)でも指定の場所へ送り届ける。秘密は絶対に厳守。そんな“運び屋”稼業、フランクの決死の活躍を描くパート2。はっきり言って、前作よりおもしろい。今回、フレッドが運ぶのは、6歳の少年。麻薬撲滅活動に関わる富豪の息子の送り迎えを任されるのだが、彼が組織にさらわれてしまう。フレッドと少年の絆が…

時に。
結局近場で『Taxi4』の字幕版をやっていなかったので見逃したわけですが、『アーサーとミニモイ〜』も吹き替え版しかやってません。どうせだった観るなら、マドンナ始め超豪華声優総出演の字幕版しかないでしょ。
よりによってベッソン引退宣言の最終作なのに!!…って、その点については全然信用してないんでいいんですが(笑)、2作連続でこの扱いには、正直納得行かない。なんとかせい、アスミック・エース!!
ISBN:4797344636 大型本 エンタテイメント書籍編集部 ソフトバンククリエイティブ 2007/09/28 ¥4,200

タランティーノの『デス・プルーフ』とどう違うのかな?とwktkして見に行ったわけですが。
ゴメン、私はロドリゲス派です。もちろんタランティーノの方も面白かったし、正直言って映画監督としてのセンスは遥かに優れてはいると思うのですが、私はロドリゲスのどーしよーもなさが好きだ〜。
やり過ぎなの、過剰なの、全部。そういうところが、なんかカワイイ。この人絶対寸止め出来ない性格だよ(笑)。いいわいいわ、バカっぽくて

エログロ満載の『スパイキッズ』とでも申しましょうか、『デス・プルーフ』のカート・ラッセルに「仕事選べよ〜!(笑)」とか言って済まなかった、こっちのブルース・ウィリスにその言葉まんま贈ります。
途中でちょっとでも「アレッ?」と思ったら負け。ひたすらバカ堪能させていただきました。
あんだけ血飛沫飛び散ってる映画で大笑いっていうのも、珍しい体験でした

個人的には本編始まる前の、ウソ予告が一番面白かったんですが。
ダニー・トレホとチーチ・マリンが出て来ただけで、笑ってしまった。あの映画、実際に撮って欲しいなぁ

『デス・プルーフ』観た後は無性にナチョスが食べたくなりましたが、今回はバーベキューリブを食べてから映画館行ったんですよ、偶然。
さっき食べたばかりなのに、また食べたくなっちゃった。JTのソース、めっちゃ美味そう!!(滝涎)
http://www.grindhousemovie.jp/
ついこないだ見た…と思って調べてみましたら、6月の末でしたね。
あの時は地上波でしたが、今回はBSで。すると当然字幕で、そうなると「なんで声が野沢那智じゃない?」と奇妙なことを思ったり。
子役は吹き替えよりも演技力がハッキリ見えて、改めて上手いな、と
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006/11/30 ¥980 巨費を投じて開発した暗号システムに、自閉症の少年が侵入してしまった。国家安全保障局はこの失態を隠すため、一家を皆殺しにしようとする。だが偶然難を逃れた少年は、FBIエージェントと出会った。 ナンバーワン・アクションスターとして他の追随を許さないブルース・ウィリスが、一匹狼のFBIエージェントに扮したサスペンスである…

そういえば、アレック・ボールドウィンって、どんな声してたっけ??
あんなに食い入るように見てたのに覚えてないぞ(ダメじゃん)
原作読んでないからアレなんですが、予想してたのとちょっと違う感じ。ターゲットはお子さまでしたか?
『学校の怪談』みたいだな〜、と思いました。
DVD バップ 2007/01/24 ¥5,040 一色まことの人気コミックを映画化したコミカルなキッズ・ファンタジー。事故のせいで霊が見えるようになってしまった9歳の少年・花田一路(須賀健太)。やがて彼の前に、実の父親と名乗るダンディな霊(北村一輝)が現れて…。残念ながら、全体のまとまりが悪く、クライマックスの嵐の海上シーン撮影やCGなども安っぽく、到底良い点数は…

キ●ガイ演ってる時の北村一輝って、好き(笑)
もっと早く観に行こうと思ったんですが、なかなか上映時間が合わなくて。そろろそ上映終了というので、慌てて見てきました。
もちろん、監督が堤幸彦だからです。この俳優陣、誰一人として私がちょっとでも「いいなー」と思う人はいないのですが、見終わってみれば、予想以上の大奮闘と言うか結構泣けたりして(恥)。
正直ちょっと青過ぎるかな?とか、みんな高校生に見えねぇよとか(笑)、ベタだなとか、思わないでもないのですが、高崎の風景に不思議な説得力がありまして、それにヤラれた感じ

行ったことのある人ならわかると思いますが、息が白くなる程度の気候の彼の地の乾いた風が、たなびく包帯に見事に表現されていて、地方都市ならではの閉塞感と、そんな地にも普通にある幸せとが、渾然一体となってですね…泣けましたよ
DVD インターネットと通して、傷ついた人の心を癒す“包帯クラブ”。メンバーのディノ、ワラ、タンシオ、ギモ、リスキは、HPに投稿された出来事から、その人が傷ついた場所に包帯巻き、それをデジカメで撮影し、投稿者に送る…という活動をしていた。なんとなく毎日を過ごしていたワラたちは、クラブの活動が盛り上がるに従って、何もない日々…

誰にだって、人に言えない秘密も傷もあるもんで、そんなのはテメェで抱えて生きてくのが当然だ!と思い込んでいる私のような大人には、彼らの姿があまりに幼く痛々しくて、困ってしまいました…もちろんそれは、全然嫌じゃない困惑なんですけども

http://www.ho-tai.jp/
3年前にコリン・ファース目当てに見に行って、そのあまりのマスオ(not益荒男)っぷり腰が砕けたのも今となっては懐かしい思い出。
今の私がコレを見るのは、もちろん!キリアン・マーフィーが目的だ。赤いホッペに青い瞳…ふふふ、この若造っぽさもなかなかでごじゃる(じゅるり)
DVD メディアファクトリー 2005/01/14 ¥3,990 1665年、オランダのデルフト。画家フェルメールの家の使用人グリートは、フェルメールのアトリエの掃除を任され、彼の絵に出会い、強い衝撃を受ける。彼女のすぐれた色彩感覚に気づいたフェルメールは彼女に、絵の具の調合を手伝わせる。表向きは画家と使用人という関係だったが、ふたりは芸術のパートナーのような関係を築いていく。 …

でも、なんか、もっとエッチな…官能的と言うべきか?ドキドキする映画だったと記憶しておりますが。
3年経って枯れたか?自分(泣)

ピーター・ウェーバーの第一作だったのね。で、次が『ハンニバル・ライジング』か…悪くないんじゃない?
ISBN:4150411360 文庫 澁谷 正子 早川書房 2007/02 ¥924

もちろんジョージ・クルーニーが出ているから見に行ったんですが。
オープニングのWBのロゴが白黒なところから、既に始まるこの映画のトーン、実は古い映画へのオマージュ?リスペクト?、いえいえ実はパロディでしょう。
スタイル踏襲して、メロドラマを作ってみました、と。
ケイト・ブランシェットの見事なドイツ訛り、トビー・マグワイアの小悪党ぶりもコテコテなんですが、なんといってもクルーニーの有り得ない軍服!一応エクスキューズはつきますが、記者が滞独中ずーーーーーっと軍服+制帽でいるのは何故??

当時の記録フィルムをうまく使ってるから、制作にはそんなに時間はかかっていないと思われ(少なくとも現場では)。
クルーニー+ソダーバーグで「こんなもん作ってみましたけけど??」ってなノリでしょうか。最後のオチもなんだかイマイチだったし、あんまり本気が感じられません。
まぁ同じ組み合わせでも、大金かけて遊んだ『オーシャンズ』とか、本気出してアレな『ソラリス』よりは、マシですけど、少なくとも私には。まだ笑えるしな(おい)

http://wwws.warnerbros.co.jp/thegoodgerman/

見終わって出る時、シネコンの並びのスクリーンで『オーシャンズ13』をまだやっていて、「わっ!ジョージ・クルーニーが一挙に2本!」と思ったら凄く嬉しかったんだけど、よくよく考えてみたら、コノ2本じゃしょうがねぇな(こらこら)

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