私が生涯に見た映画の中でも、ベスト(ワースト?)3に入りそうな、見終えた後でいやーな気分になる作品。
もちろんこの題材に取り組んだことと、ここまでやって見せたことには評価を惜しまないが、なにしろことがことなので、激しく憔悴。
このショックを忘れずにいてなんとかしたいとは思うものの、「東南アジアに子供買春に行くのやめよう」とか「臓器移植はせずにおこう」くらいの、ちょっとなげやりな回答しか見つからない。
そもそもそういう嗜好の人たちはある種の病気なので、やっぱり日本に住む平凡な私などが何を出来るのなろうか?と

主人公の新聞記者と、ボランティアの女子学生の、中間辺りでなんとか落とし所がありそうなのだけれど、しばらくは・そしてきっとずっと、この嫌な気分を覚えておくことで、そういう現実があることを忘れずにいるのが、私に出来ることなのではないか、多分

http://www.yami-kodomo.jp/
ずっと楽しみにしてたんですが、肝心の字幕版を見るのに手間取りまして、公開から2週間してやっと。
2週連続でジャック・ブラック@レイト・ショーって、つくづく自分もヲタですけども

格闘シーンが力入ってた…と思います。半分ぐらい落ちてたんで(ぉぃ)。先日見た『ドラゴン・キングダム』と同じで、本来の見せ場はそこなんだろうけど、私の見たいのは違うのよ、ということで。
小さなネタで結構笑えました。日本語だったらどうなってたんだろうなぁ。サントラはさすがハンズ・ジマーで、エンドクレジットが素晴らしかったなぁ。
シリーズ化だそうで、次作も見に行きますので、是非もっと字幕版上映館増やしてくださいー!

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途中でなんかいやーな予感がしましたが。
最近アメリカ映画に、この手のオチが多いような。
もうちょっと考えて欲しいもんです
この作品に限りませんけど、さんざっぱら人が死んでいるのに主人公周辺だけ助かってハッピーエンドみたいなのが我慢ならず。
っていうか、あんたら家族の問題だろう?と。
恐竜に襲われたくないなら近づかなきゃいいだけの話…まぁ、それじゃ映画になりませんけどもねw

そういうストーリー以外の部分でも、スケール三割減。
作らない方がよかったんじゃないの??
バットマンのシリーズは、ティム・バートンのもシューマカーのも、いろいろ突っ込みどころはありつつ個人的には大好きでして、前作の切り口もアレはあれでアリだと納得しておりました。
で、ヒース・レジャーの急逝もあって、とても楽しみにしていたので先行上映で見て来たのですが…

もんのすごいボリュームでした。最初に上映時間を調べておかなかったので、途中で「どうやって落とすんだ?」と気を揉み始めたものの、その辺りがまだ中盤だったという。
でも長いのは全然苦にならなかった、むしろ終ってしまうのが惜しい!と思ってしまったくらい

どうしてもバートン版と比べてしまいまして、まして「前作の設定がバートン版と違う!」と突っ込みを入れた手前、そこは一番の注目点でしたが、これはこれ、違った世界ということで完結していると納得出来ました。
ジャック・ニコルソンのジョーカーも、当時としたらものすごい衝撃だったのですが、ヒース・レジャーのジョーカーはそれ以上でした。一切素顔が出ないせいもあって、別人のような不気味さと凄み…完全にクリスチャン・ベールを食ってましたね。
アーロン・エッカートも、今まで見た映画とは違う印象(とメイクw)で、見直した…というと偉そうですがw…なんか、いいじゃないか、と。
ニコルソン=ヒース・レジャーならば、エッカート=あの人で、どうしても脳内で比べてしまいましたが…そもそも監督の芸風が違うから無駄ですかw

前作に引き続き意外なとこでちょこっとだけ、贅沢な俳優を使ってたりするのが楽しいですが。
私は個人的にアノ人が出て来て「キャッ!」と叫んでしまいましたけどw、エリック・ロバーツが…いや、老けたとかそういうことはごにょごにょごにょ

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あんな凄い演技を見た後で、エンドロールに追悼クレジット…本当に彼はもうこの世の人でないのだな、と。
特にファンだったわけじゃないけど、胸がいっぱいになってしまいました

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生きる

2008年8月2日 TVで見た映画
遠い昔、まだ若かった頃に見たのですが(もちろん封切りじゃないわよw)、その時はボロボロに泣いた覚えがあります。
今この年になって見ると、身につまされる分だけ、羨ましいような勇気をもらった気分。
「人生、遅すぎるということはない」…頭ではわかっているんですけどねぇ

以前と同じ感想を持った部分は、小田切みきがとっても可愛かったということと、左卜全の例のセリフに大喝采!!
予告見た時から待ち焦がれておりました!
いやー、期待どおり。っていうか、それ以上。
さすがR15。裸も残酷シーンも一切ないのにw

JBとKGはもちろん、ちらりと出ている大御所たちが、やたら楽しそうなのにもニコニコ。
あー、いいわー。これ見て大笑い出来る人とは、無条件でお友達になれると思います

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笑いももちろんですが、サントラがまた素晴らしいのですよ。
是非近いうちに入手いたしましょう

08年7月の映画

2008年7月31日 映画
7月のベスト
1.ぐるりのこと。…久々に映画館で大泣き
2.ミラクル7号…チャウ・シンチーに恋しそうですw

今月のちょっとアレ
たみおのしあわせ…最後が、最後が(泣)

**********

予定どおりに鑑賞本数激減。でも12本見てますがw。
3本目は選べませんでした。
その代わり見て後悔するような映画もなかったので、まずまずですかね


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見る前は期待と不安が半分ずつ、でもまぁ、このくらいなら許容範囲かな、と。
例えて言うなら、三沢vs武藤をずっと待ち望んでいて実際見てみたらば、さすが見せ場は多くて技も出し切って、でも期待したほどではなかった、あのドーム戦。いや、ふたりが戦ったことと、それを目撃したことが大事だった、と。
まぁ、それに比べれば、ジャッキーもジェット・リーもやたら楽しそうで全然力入ってなくて、少々拍子抜けの感はあるけれども

主人公の男の子がパッとしねぇなーと最初は思ったのだけれど、今ではあのくらいでよかったのかな?とも。
だからって今後他の映画で再会することもなさそうだけれど(ぉぃ)

http://dragon-kingdom.jp/
オーウェン・ウィルソンが元気にお笑いやってるだけでいいのです。
前作に引き続きあまり思い入れもありませんし。
テレビで見るときは、やっぱ石丸博也の声がいいわねぇ
前作が予想以上によかったので見に行きました。
しっかり鬼太郎さんの眼が全編にわたって隠されていて、「私以外にもつっこんだ人が多かったのかw」と思いました

結局は鬼太郎ファミリーのハマりっぷりこそが肝で、ゲストはゲストで楽しそうで、脚本とか見せ方とかそういう点は二の次の映画なのだけれど、それでも構わない!と思えるくらい楽しいからいいや。
ただ、寛平ちゃんの「かいーの」とか、ほしのあきの乳とか、度が過ぎた部分も鼻につき始めたので、次作があるとしたらその辺考慮願いたい…見に行くつもりでいるよ、もうw

http://www.gegege.jp/

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例によって不謹慎な笑い満載。
正直ちょっと飽きて来た気がしないでもないけれどw、きっと3巻が出たらまた買って読んで、大笑いするんだろうなぁ

http://www.e-1day.jp/morning2/manga/saint_youngmen.html

カバーかけて買って来てもらったので今初めて表紙見たんですけど、ちょっとコレいい感じじゃないっすか?
BLっぽくて(こらこらこら)
前夜祭行くほどファンだったのかしら?私。
M・ナイト・シャマランの作品だから、最後のタネ明かしを楽しみに見に行ったんですけど。
後に残る感じも何となくいつもとは違うような…詰めの甘さ=突っ込みどころはいつもどおりだったりするけれどw

結局、マーク・ウォールバーグのビックリ顔ばかりが思い出される映画だったりしますがw

http://movies.foxjapan.com/happening/

ちょっと『ミスト』に似てると思った。
あっちの方が好きですけれども、個人的には
途中まではいい感じだったのに、最後の最後で…わからないこちらが無粋なんでしょうか?

岩松了には期待してたんだけどなぁ

http://tamiono.jp/indexp.html

続けて見た2本で、両方ともお父さんが原田芳雄で、なんだか変な感じだった
どんな家庭でも、ひとつやふたつ「あ、これはうちと同じだ」と思わせるエピソードがあって、クスっとさせられたり身につまされたりする…のはいいんですが、場内結構高齢のご婦人が多くてですね、それがみなさん同年代のお友達とおいでになっているものだから、何かひとつあるたびに「まぁ!」とか「あらあら!!」と、まるでお茶の間でテレビでも見ているような反応で。
さらにお茶菓子付き、間に居眠りも挟みつつ、もう、落ち着きのないこと甚だしく。
レイトショウで見たら、もっと楽しめたのに、と残念です

http://www.aruitemo.com/index.html

子を亡くした母の恨みみたいなの部分が、ゾゾゾッと恐ろしかったです。さすが希木樹林
昔懐かしい感じが、なんとも愛おしい人形アニメ。
アコーディオン好きにはたまらない、哀愁を帯びたメロディも素敵。
話としてはホント、他愛のないものなのだけれど。
人形たちの造形が素晴らしくて、それを見ているだけで満足

http://www.ghibli-museum.jp/cheb/
原作への愛を感じました。よっぽど好きだったんだんだろうねぇ。
お話の方も家族愛をメインに、主人公の子もクリスティーナ・リッチも可愛いし、弟&チンパンジーは名コンビだし。
ただ、どうしても目まぐるしい極彩色の画面が、見る者を選ぶというか若向けというか、私には少々刺激が強すぎて。独特の色彩美を味わう前に、めまいがしました。クラクラ

最近の映画には珍しく、キッチリ作られたサウンドトラックがよかったです…こちらも少々うるさめで、めまいの要因になった気もしますけれど

http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/

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前3作は映画館では見ていないのですが、LD持ってたりして結構マニアで。
その印象が強いので、帰って来たインディは、またえらく老けてたなー、と。もちろん世間一般の60代とはえらい違いですが、それでも脂っ気がずいぶん抜けちゃって。
前作のパパ・ジョーンズの方がまだ色気があったぞい

そうそう。
前シリーズに出ていたおじさまたちが出ていないのも、なんか食い足りない原因ではないかと思うのです

http://www.indianajones.jp/

ケイト・ブランシェットは、ホント仕事選ばないねぇ。
それが一番驚いたところw

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GATE

2008年7月19日 映画館で見た映画
反核ドキュメンタリー。
大上段に構えることなく、淡々と2500kmを歩く僧侶の姿に「すごい」とは思うものの、だから自分は?となるとごにょごにょごにょ。
民間の資金で核兵器を買い取って解体するというアイディアは素晴らしいと思うので、そっちをもっと詳しく教えて欲しかった。
最後に公式HPのURL連呼して終わりじゃ、金払って映画見に来た意味がないじゃないか。マイケル・ムーアじゃあるまいしw

http://www.gndfund.org/gate/

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きっとジェームズはシルヴィア個人に恋したのでなくて、あの家族の一員になりたかっただけなのよ。だからあんなに理屈付けて会ってたのよ。逃げ腰とも言うけれど

男運の悪い未亡人、結局離れていった妻、名作の陰に女の涙アリ…ですか

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